【松原市 不動産査定】相続不動産の名義変更は自分でできる？｜平野区の不動産買取なら株式会社コニケン

手続き方法と必要書類

相続登記は、相続する不動産の所在地を管轄する法務局や登記所に必要書類を提出し、登録免許税を支払うことで手続きできます。書面のほか、オンラインでも申請可能です。

必要書類は相続の事案ごとに異なりますが、主要なのは以下の通りです。

• 登記申請書
• 相続人全員の戸籍謄本
• 被相続人の戸籍謄本
• 被相続人の住民票の除票
• 新たな登記名義人の住民票
• 相続不動産の固定資産評価証明書

被相続人の戸籍謄本は、出生から死亡までに取られた全てを用意します。固定資産評価証明書には、登録免許税の計算に必要な固定資産税評価額に関する情報が書かれているため重要です。

上記以外にも、遺産分割協議による相続や遺言に沿った相続といった、相続の種類ごとに別の書類が必要です。スムーズに用意できるよう、それぞれの取得場所も把握しておくことをおすすめします。

相続登記は、相続人自身で手続きできます。その際は、申請書の内容や登録免許税の計算が間違っていないことを慎重に確認するのが大切です。

しかし、すぐに相続登記しなければいけない場合や、遺言書がなく相続人が多い場合などでは、登記の専門家である司法書士に任せるのが一番です。予算に応じて自分で申請するか、司法書士に代理申請してもらうか考えてみてください。

相続登記にかかる費用

相続登記には、登録免許税と必要書類を取得する際の実費がかかります。加えて、司法書士に依頼する場合は報酬も必要です。

相続における登録免許税の額は、「不動産の価格（課税価格）×税率0.4％（4／1,000）」という式で算出されます。算出された額の100円未満の端数は切り捨てられることも覚えておきましょう。

また、必要書類を用意する際は、それぞれ手数料がかかります。相続人や被相続人の戸籍謄本の取得には、1通につき450～750円が必要です。また、住民票の取得には約300円かかります。それぞれの額は大きくありませんが、他の相続人の分まで全て自分が取得しなければいけないような場合、費用がかさむことが予想されます。

書類を揃えるために遠方の役所に請求しなければいけない方は、郵便代や交通費がかかることも覚えておきましょう。

司法書士への報酬額は、依頼内容によって幅があります。相続登記単体の依頼は3万～7万円、必要書類の取得や書類作成などのサポートを含めた依頼は7万～15万円程度が相場です。