【東住吉区】不動産売却で中古マンションの売却相場は？築年数別に解説！｜平野区の不動産買取なら株式会社コニケン

中古マンションの築年数別の売却相場

築年数は売却価格に影響を与える要素の一つです。一般的に、築年数が浅いほど売却価格が高くなる傾向があります。築年数による売却価格への影響を見ていきましょう。

・築0～5年

築0～5年の中古マンション平均成約価格は4,105万円、平方メートル単価で56.14万円です。築0～5年の比較的新しいマンションは、需要が高い傾向にあります。
売却相場は地域や立地条件、マンションの設備や状態によって異なりますが、一般的には築年数が浅いほど高い価格がつく傾向です。

・築6～10年

築6～10年の中古マンション平均成約価格は3,804万円、平方メートル単価で50.43万円です。

築6～10年のマンションは、築年数が浅い時期に比べて価格は下がりますが、価格の下落スピードは落ち着いた状態になります。新築時の輝きは一部失われていますが、まだ比較的新しく、状態が良好な場合には需要が高いといえるでしょう。

ただし、築年数の経過につれて、設備の経年劣化や修繕が必要となる可能性が高くなり、設備や維持管理の状態が売却価格に大きく影響します。

・築11～15年

築11～15年の中古マンション平均成約価格は3,127万円、平方メートル単価で41.53万円です。築11～15年のマンションは、築年数の経過につれて価格がゆるやかに下がり、価格の下落スピードは落ち着いた状態が続きます。

一部の経年劣化や修繕の必要性が出てくる時期ですので、マンションの状態や設備の状況が売却価格に大きく影響します。維持管理がしっかりされており、設備や内装が良好な場合には需要がありますが、注意が必要です。

・築16～20年

築16～20年の中古マンション平均成約価格は2,917万円、平方メートル単価で37.09万円です。築16～20年のマンションも、価格の下落スピードはゆるやかな傾向があります。建物や設備の経年劣化が進んでいる可能性がありますので、売却価格はマンションの状態や修繕の必要性に大きく左右されるのです。

設備や内装が良好で維持管理がしっかりされている場合には需要がありますが、売却価格を引き上げるためには、競合物件との差別化や魅力的な提案が重要です。

・築21～25年

築21～25年の中古マンション平均成約価格は2,038万円、平方メートル単価で27.76万円です。築21～25年のマンションは、築年数の経過に伴い価格が下がる傾向があります。建物や設備の経年劣化が進んでおり、修繕や改装が必要になる場合がほとんどです。そのため、売却価格はマンションの状態や修繕の必要性に大きく影響を受けます。

価格を引き上げるためには、競合物件との差別化やリノベーションなどのアップグレードが必要な場合も少なくありません。

・築26～30年

築26～30年の中古マンション平均成約価格は1,470万円、平方メートル単価で18.81万円です。築26～30年のマンションは建物部分の価値が低くなり、価格は横ばいの状態が続きます。修繕や改装の必要性が高まっているため、売却価格はマンションの状態や修繕の必要性に大きく影響されます。

需要を喚起するためには、リフォームやリノベーションを前提に価格を下げる、売り出すタイミングを見極めるなどの工夫が必要です。

・築31年～

築31年以上の中古マンション平均成約価格は1,399万円、平方メートル単価で19.47万円です。築31年以上のマンションも築年数の経過により価格が安く、ほぼ横ばいの状態が続きます。建物や設備の経年劣化が進んでいるため、需要は限られることが多いようです。

ただし、地域や立地条件、マンションの設備や状態によっても異なるため、一般的な傾向として捉える必要があります。

出典：公益社団法人近畿圏不動産流通機構「不動産市場動向・2021年度年刊市況レポート」

マンションを売却する際の大事なポイント

マンションの売却を成功させるためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

・市場価格の把握

同様のマンションの相場や現在の市場状況を調査し、適切な売却価格を設定することが重要です。不動産業者に査定を依頼する前に、自分でも相場を調べておくのがおすすめです。

・マーケティングと広告

マンションを広く宣伝し、買い手を引きつけるためには効果的なマーケティングと広告が必要です。ターゲットに合わせた適切な広告手法を選びましょう。

・交渉と契約

買い手との交渉や契約書の作成は重要なステップです。専門的な知識や法的な要件を理解し、適切に対応する必要があります。

・売却手続き

不動産の売却には様々な手続きが必要です。契約書や書類の作成、税金の手続きなど、正確かつ適切な手続きを行いましょう。

もし自分で行うことが難しいと感じる場合、不動産業者や専門家に相談することをおすすめします。