【東住吉区】不動産売却は準備が大事！確定申告に必要な書類について解説｜平野区の不動産買取なら株式会社コニケン

不動産売却での確定申告の流れを解説

まずは、不動産売却で必要な確定申告の基本的な流れを押さえておきましょう。

・売却益の計算

不動産売却によって得た売却益は、売却価格から取得費用や売却にかかった経費を差し引いて計算します。売却益が発生した場合は、その金額が所得として課税されます。

・譲渡所得税の計算と申告

売却益に対しては、譲渡所得税が課税されます。譲渡所得税は、所得税法に基づいて計算される税金です。計算した譲渡所得税の金額を確定申告書に記入し、所得税の申告とともに提出します。

・住民税の申告

不動産売却による所得に基づいて課税される住民税も、確定申告で申告しなければなりません。住民税は地方自治体に支払われる税金であり、申告書に売却益に応じた金額を記入します。

・確定申告書の提出

所得税と住民税の申告書を作成し、税務署に提出します。提出期限は毎年2月16日から3月15日までですが、確定申告には書類の作成や必要な手続きがあるため、余裕を持って準備しましょう。

確定申告で必要な書類とは？

確定申告を漏れなくスムーズに行うためには、正確な情報と適切な書類の準備が必要です。以下に、不動産売却における確定申告の主な必要書類について解説します。

・不動産売買契約書

不動産の売買契約に関する書面です。売却価格や物件の詳細などが記載されています。

・登記事項証明書

不動産の所在地や所有者、抵当権などの登記情報が記載された書類です。法務局で取得できます。

・譲渡所得の内訳書

不動産売却後に国税局から郵送される書類です。不動産の所在地や売却額、売却にかかった経費など、譲渡所得の詳細を記載します。

・不動産の取得にかかった費用の証明書類

不動産を取得する際に支払った費用の証明書です。例えば、購入契約書、領収書、支払明細などが該当します。

・不動産の売却にかかった経費の証明書類

不動産売却に関連する経費の証明書です。例えば、仲介手数料や広告費、修繕費などが該当します。領収書や請求書などを保管しましょう。

・所得税・住民税の確定申告書

所得税・住民税を申告するための書類です。売却益や経費の計算結果を記入します。

これらの書類は正確かつ整理された状態で準備することが重要です。また、税法や制度は変更されることがありますので、最新の情報に基づいて書類を作成してください。

重要な点として、確定申告は正確に行うことが求められます。売却益や経費の計算、税金の申告書作成などは、税理士など専門家の助言を受けるのがおすすめです。

なお、確定申告には書類の提出期限がありますので、余裕を持って準備することが大切です。申告を怠ったり、少なく申告したりした場合、ペナルティの対象になるおそれがありますので、手続きには細心の注意を払う必要があります。