【柏原市】相続物件を任意売却!残債の基礎知識と相続・売却のポイントを解説

【柏原市】残債のある相続物件を任意売却したい!相続・売却のポイントを解説

住宅ローンの名義人が死亡した場合、残債はどうなるのか不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?特に、その住宅を相続する対象者の方は大きな借金を引き継いだらどうしようかと不安に思うかもしれません。

近年、相続対策が重要視される中、相続財産の中でも不動産は「相続して引き継いだとしても管理を負担に感じる」「現金や預金とは異なり分割するのが難しい」など、扱いが困難であることが指摘されています。

そこでこちらでは、住宅ローンの名義人が死亡した場合の相続や残債が払えない場合について、また相続不動産の売却方法、空き家の売却ポイントについて解説します。

柏原市で残債のある物件の相続に不安を感じている方、相続した空き家や土地の任意売却を検討されている方はぜひ参考にしてください。

住宅ローンの名義人が死亡したら残債はどうなる?

住宅ローンの名義人が死亡したら残債はどうなる?

住宅ローンの名義人が死亡した場合は?

住宅ローンの契約者が亡くなった場合、残債務はどうなるのでしょうか。大きく分けて以下の2パターンがあります。

遺族に承継される

亡くなった方の配偶者や子供など、法定相続人に残債務が承継されます。遺族で残りの返済を続ける必要があります。

団体信用生命保険(団信)に加入していれば残債が免除

多くの住宅ローンには団信が付帯しており、契約者が死亡すると残債が免除されます。ただし、ローン名義人が亡くなった場合の残債の扱いは、遺族の負担や団信への加入状況によって異なり、死因や年齢によっては免除されない場合もあります。

残債が払えない場合は?

残債のある不動産を相続したが、ローン返済が困難な場合、まずは住宅ローン会社に相談することが重要です。具体的に以下のような対応が考えられます。

金利の交渉

10年以上前の契約であれば、金利が高くなっている可能性があり交渉の余地があります。

相続放棄

家庭裁判所に申し立てることで、被相続人の権利義務をすべて引き継がない選択ができます。ただし、申述から3ヶ月以内に行う必要があります。

任意売却

債権者(金融機関など)と売却条件を決め、売却代金からローン残債を返済します。一般的に競売より高値で売却できるメリットがあります。任意売却では、裁判所競売の場合に比べて、しっかりとした事前の広告宣伝や、買主との十分な交渉が可能です。そのため、市場価格に近い金額で売却できる可能性が高くなります。さらに、競売では買主が限定されるのに対し、任意売却では一般の不動産市場に売却情報を出せるため、幅広い層の買主を見つけられる点もメリットです。ただし、ローン会社との交渉が必要になるため、時間と手間がかかります。

状況に応じて上記の選択肢を検討し、早期の対応が重要です。

相続不動産の売却方法

相続不動産の売却方法

路線価による売却

路線価による売却とは、固定資産税評価額と呼ばれる、公的に決められた土地の価格を基準にして売却価格を算出する方法です。路線価は毎年各自治体によって更新されており、その地域の公示地価を参考に設定されています。路線価による売却は、土地の実勢価格とは乖離がある場合もあり、実際の売却価格とは異なる可能性があります。あくまでも目安として参考にしてください。

査定による売却

査定による売却は、不動産専門業者に物件の査定を依頼し、その査定額で売却する方法です。査定では、空き家などの物件・土地の広さや立地条件、建物の築年数や間取り、修繕状況などから適正な価格が算出されます。専門業者による査定ですので、適正な価格設定が期待できるメリットがあります。

一方で、査定額はあくまで業者の提示額にすぎません。複数の業者に査定を依頼すれば、より高値での売却も見込めるでしょう。また、査定額より低い価格で売却することもあり得るため、査定額がそのまま売却価格になるわけではありません。

査定を依頼する際は、できるだけ多くの業者に相見積もりを取ることをおすすめします。査定額の違いを比較検討し、適正価格を見極めましょう。

空き家の売却ポイント

空き家の現状把握が重要

空き家を売却しようとする際には、まずその現状を正確に把握することが重要です。以下のような点に留意し、現地調査を行いましょう。

  • 建物の構造(木造や鉄筋コンクリートなど)
  • 建築年数
  • 間取り
  • 設備の老朽化状況(水回り、電気設備など)
  • 外構(庭、車庫など)の状態
  • 近隣の生活環境(騒音や施設の充実度など)

こうした現状把握は、売却価格の適正な査定やリフォーム費用の算出にも欠かせません。さらに、長期間放置されていた空き家では、空き家特有の課題(ゴミ屋敷化、カビ被害など)が発生している可能性もあります。こうした問題点も確実に洗い出し、適切に対処する必要があります。

空き家の適切な管理方法

空き家の管理は所有者の責務です。放置すれば、老朽化が進み危険な状態になる可能性があります。適切な管理には、以下の点に留意しましょう。

  • 定期的な屋根や外壁の点検
  • 草木の伐採
  • 換気や防犯対策
  • ゴミの放置防止
  • 近隣への配慮(騒音、悪臭など)

管理が難しい場合は、市区町村の「空き家バンク」や専門業者に相談するのが得策です。代行管理を依頼するサービスもあります。

空き家を長期間放置すると、特定空き家に指定されて固定資産税が6倍に、最悪の場合は行政代執行による解体費用が発生するリスクもあります。

空き家バンクを利用する

空き家の売却や賃貸を検討する際は「空き家バンク制度」の利用がおすすめです。

こちらのサービスは、物件所有者から物件情報を登録し、情報を希望者に提供するものです。利用登録は無料で、物件所有者と利用希望者の直接売買が基本となります。自治体は、仲介業務は行いませんが、物件情報の掲載や両者の連絡先の橋渡しを行います。利用の流れは以下のとおりです。

  1. 物件所有者が物件登録申請
  2. 自治体が物件の実地調査
  3. 適切と認められれば自治体のホームページなどに掲載
  4. 利用希望者が物件交渉・申し込み
  5. 自治体が橋渡し役となり、両者の交渉が始まる

このようにスムーズな物件売買を自治体が後押ししてくれるため、一人で行うよりも安心して取引できるでしょう。

専門知識を持つスタッフが対応!任意売却のご相談・ご依頼は株式会社コニケンへ

住宅ローン名義人が死亡した場合、残債は原則として残された家族に引き継がれます。突然債務を引き継ぐことになった家族が、安定的に返済を続けていくのは難しいかもしれません。そんなときは、住宅ローン会社へ相談したり、不動産業者へ任意売却を依頼したりする方法があります。任意売却なら競売より高値で売却できる可能性が高いです。任意売却して得られる売却代金は、基本的にはすべて債務の返済に充てられます。個々の状況や要望に合わせて最適な方法を選びましょう。

株式会社コニケンでは、通常の不動産売却・不動産買取の他、任意売却に対応しております。任意売却に関する専門知識を持つスタッフが対応いたしますので、安心してお任せいただけます。ご相談・査定は無料で承っております。柏原市で任意売却を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

相続物件の任意売却なら柏原市の株式会社コニケン

会社名 株式会社コニケン
住所 〒547-0011 大阪府大阪市平野区長吉出戸7丁目13−2
TEL 06-6704-0052
FAX 06-6704-0053
メール konishi@koniken.co.jp
営業時間 10:00~19:00
代表者 小西 健太
料金の目安 ご相談に関する費用は発生しません。不動産の売買が成立した場合、国土交通大臣の定める報酬額規定による報酬のみいただきます。尚、当社買取の場合、上記仲介手数料は発生いたしません。
免許番号 宅建建物取引業 大阪府知事(2)第59958号
業務内容
  • 不動産の売買、賃貸、仲介及び管理
  • 不動産の買取業
  • 不動産専門分野による業務
  • (任意売却・相続・土地の有効活用・収益不動産・借地権・底地権・所有権持分等)
  • リフォーム工事請負業
  • 損害保険代理店業
  • 前各号に関するコンサルティング業務
  • 前各号に附帯または、関連する一切の業務
所属団体

一般社団法人大阪府宅地建物取引業協会

公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会

概要 大阪府八尾市、柏原市、松原市、平野区を拠点に活動する不動産買取・査定の専門業者です。マンションや土地、築年数の経った中古住宅、相続人のいない空き家など、管理にお困りの不動産をスッキリ手放せますようサポートさせていただきます。株式会社コニケンは、八尾市、柏原市、松原市、平野区をはじめ、大阪府エリアで約1,000件以上の実績と経験があるスタッフが在籍しています。直接買取の場合は仲介手数料無料。査定価格や家具の撤去に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。不動産査定・買取の専門業者として、大阪府八尾市、柏原市、松原市、平野区にお住いの皆様にご満足いただける売却プランをご提案させていただきます。大阪府で不動産査定・買取のご依頼は、株式会社コニケンまで。
URL https://k-koniken.com/
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