マンションは年数の経過とともに資産価値が下がってしまいます。
そのため、基本的には購入価格より売却価格の方が安くなってしまいます。
ただし、売却するタイミング・工夫次第では購入時よりも高く売れる可能性があります。
投資用マンションを出来るだけ高く売却する為に試してほしい方法をお伝え致します。
■投資用マンションの利益を確定するには、家賃収入(インカムゲイン)と、売却収入(キャピタルゲイン)の2つの考えが大切です。
特に売却時のキャピタルゲインに関しては非常に重要です。
投資用マンションを高く売るためのコツはこちらになります。
①市場の動向を確認する
②入居者がいる状態で売却する
③大規模修繕の後に売却する
各項目の内容をご説明させて頂きます。
①市場の動向を確認する
株式と同じく不動産にも値動きがございます。
日頃から不動産市場の動向をチェックし、価格が上昇傾向にある時期を見逃さない事が重要です!
不動産には株のような取引市場・チャートがございません。
また、売却完了までには数ヶ月ほど掛かり、時間が掛かることに注意が必要です。
相場を知るには、不動産情報誌や不動産ポータルサイトなどで売り物件を検索し、市場のニーズを確認しましょう。
その中で売却しようとしている物件と条件が似ている物件がいくらくらいで売りに出されているか確認しましょう。
②入居者がいる状態で売却する
入居者がいる状態での売り物件はオーナーチェンジ物件と呼ばれます。
買い手にとっては入居者を募集する手間が省けるというメリットがあります。
稼働中の家賃を表示できるため、収益性が判断しやすい点も強みになります。
入居者がいる事によりや強気の価格設定を行えます。
また、値引き交渉を断る材料にもなります。
※注意点
万が一、家賃滞納・入居者トラブルが発生している場合、ネガティブなイメージを持たれてしまいます。
トラブルの無い運用を心がけましょう。
③大規模修繕の後に売却
築年数が古い物件の場合、大規模修繕の直後の売却なら比較的高く売れる可能性が高まります。
マンションの大規模修繕は、10~15年の周期で行われる事が多く御座います。
修繕後であれば建物の保全や管理がしっかり行われているとアピールポイントになります。
今回は、投資用マンションをなるべく高く売却するコツをご紹介致しました。
物件状況を気に掛け、売却査定を最大化していきましょう。